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第13話 会計事務所もコンサルタントもサービス業!

本日のお客様 IT関連会社 社長

税理士の先生を探して欲しいという依頼です。

 

いらっしゃいませ。また今日もシュッとして!かっこいいな~!本当ですって!!

仕事も順調ですし良かったです。契約先も大手が増えてますもの!

人材の確保と育成が急務ですね。スタッフの残業は増えていますか?それも課題ですね。

でも先日お邪魔した時、皆さん楽しそうにお仕事していて、挨拶もしてくださいましたし、会社の雰囲気が良いというのはとても大事なことです。これも経営者の力ですね。

来月は決算月ですが、先月の打ち合わせ以降特に変更なしでよろしいですか?

良かった。予定通りの決算が組めそうですね。

税理士の○○先生は何かおっしゃっていましたか?えっ連絡なしですか?だって・・

そうですか・・。えっ良い先生を紹介して欲しいと?ん~。

○○先生は確かご友人のご紹介でしたよね。そうですか、社長にとって物足りない。

御社は経理もしっかりしていますし、自計化できていますから、先生のところには毎月データを送っていますよね。毎月の連絡はないのですか?無い!そうですか・・・。

どうしてでしょう?社長からお電話したことは?する気にならないのですね。

まずは一度先生と会って社長の考えを話してみて下さい。その上で変更をご希望であればご紹介いたします。

 

今回の肝

税理士の先生とお仕事させていただく機会は多いです。ご自身の不得意分野をホロしてくれないかと言ってくださる先生もいれば、コンサルごときが!といったタイプの先生もいます。ともあれ先生もコンサルタントもサービス業に変わりはありません。お客様に満足していただけるサービスを提供しなければ切られてしまいます。

常々思うのは、税理士は記帳代行業ではないということ。顧問料は本来コンサル料であるべきです。お客様も時には先生も勘違いしている場合があります。

将来無くなる業種のトップ10に税理士業務が入ること自体、間違っているのです。

AIにはできない仕事が本来の業務であることに誇りをもっていただきたい。